ちょっと前までなら、家を借りる時は連帯保証人を立てなければいけなかったのですが、今は保証会社といって、滞納しても立て替えて払ってくれる会社があるんです。

まぁ、民法改正で連帯保証人というもの自体が無くなりそうな気配もありますが。。。

こんばんは。ケンイチローです。

◇保証会社とは?

最近、ダントツに質問される項目です。

最近ですと、家や、テナントを借りるとほぼ100%保証会社の利用を求められます。

借主が家賃を滞納した場合、大家さんは保証会社に弁済請求すれば払ってもらえるっていう仕組みです。

これの利用料を払う事で連帯保証人がいらないよって事になります。

「いやいや、ちゃんと家賃払うしそんなん必要ないよ!」って言っても今は保証会社が必須の時代なので管理会社も相手にしてくれません。

というのも、今や5人に1人は滞納する時代だからです。

まぁ、お金が無くて払えない以外の理由の人も含まれますが。

公務員や大企業の社員だから安心!なんていうのも今では崩れ始めています。

だからこそ保証会社なんですよね。

 

ちなみに、住宅ローンを組むと銀行から保証協会というのに入れさせられます。

仕組みは一緒です。ちゃんと払えるのに、保証料を取られてしまいます。

◇滞納するとどうなる?

本題です。

保証会社に入っている前提で説明します。

まず、家賃の滞納があると、管理会社から入居者に連絡が入ります。

これで電話に出てくれて、家賃がすぐ振り込まれれば特に何もありません。

電話に出て、払う約束をしたのに払わないor電話に出ない、手紙出しても無視・・・こうなると、管理会社(もしくは家主)は保証会社に弁済請求します。

これで家賃は払われた訳ですが、今度は保証会社からの取り立てが始まります。

勿論、最初は優しいです。

でも、払わずに逃げていると、3か月滞納した時点で立ち退き訴訟の裁判に発展します。

裁判になると、裁判所から出頭命令が届きます。

行っても行かなくても基本的に裁判では大抵負けます。

行かないとその後が厳しくなるので、行って弁解だけはした方が良いと思います。

立ち退きが確定した後、すぐ引っ越せばそれはそれで損害は少なくて済みますが、居座り続けると強制執行の手続きがされます。

強制執行の通知→一か月後→強制執行みたいなスケジュールです。(トントンと進めば訴訟が起きてから2-3か月で強制執行です。)

まぁ、この段階まで発展する人はなかなかいませんが、僕はここ3-4年で5組程度強制執行までやってます。

ちなみに、強制執行までされると、今後日本に住めなくなる恐れがあります。。。。

◇滞納者ブラックリスト

10年前は保証会社は2-3社しかありませんでしたが、今ではかなりの数があります。

その為、保証会社は保証会社協会みたいな団体を作っています。

何をしているかというと、滞納者情報の共有を行っています。

金融のブラックリストだと、お金が借りられない状態ですが、保証会社のブラックリストに名前が付いてしまうと・・・・

 

 

 

 

保証会社の審査がおりません。

つまり、

家が借りられません。

つまり、

日本で生活出来ません(笑)

※まぁ方法はいくつかあるのですが。。。

 

ともかく、こうならない為には、借金して返済が厳しくなってきた場合と一緒で、逃げずに債権者と返済計画について話をする。のが正解です。

話も出来ないから訴訟になるので、まずは状況を相談する事が大事です。

ちなみに、僕は昔、滞納者が塗装職人だったので、塗装の仕事を与えて家賃回収した事があります(笑)

つまり、話をすればどうにかなる事があるかもしれないって事です。

今日は以上なんですが・・・このブログを見てくれている人って、

 

 

 

 

 

 

 

 

経営者や持ち家の人が多いので、滞納者の話なんか書いてもあまり意味がなかったかもしれない事に今気が付きました。

見てくれてありがとうございます。