昨日、不動産のアレコレを書いたブログをTwitterにあげた所、不動産関係者からフォローが何件かもらえたので、調子に乗って不動産の事をまた書こうと思います。

こんにちは。ケンイチローです。

◇不動産仲介手数料の仕組み。

不動産屋に物件の仲介を頼むと、仲介手数料が発生します。

賃貸物件だと家賃の1ヶ月分、売買だと売買代金の3%+6万(金額が400万以下だともっと安いですが、ほとんど無い話なので割愛します)

当然のように支払っている手数料ですが、「本来は」色々違っていて、

賃貸だと、入居者と大家さんから「合わせて」1ヶ月分、売買は売主から3%+6万、買主から3%+6万が本来の宅建業法での取り決めです。

とりあえず賃貸だけ深く掘り下げて話しますね。

本来、入居者と大家さんから合わせて1ヶ月なのに、入居者のみから1ヶ月もらっているのが日本の商習慣です。※申込時に気が付かないようにそれにサインしている。

まぁ、本当は半分で良いじゃないか!!って怒った所で、「じゃあ貸しません」で終わってしまうのでそういうものだと思って諦めて下さい。

僕が起業した9年前だと、○イブルや○ニミニ辺りは、それを守っている業者って事になります。その他は普通に1ヶ月分でしたしね。ちなみに、当社も半月分でずっとやってました。ま、友達しか相手にしていないからというのもありますけどね。

しかし最近、大半の業者が「仲介手数料半額!」とか「仲介手数料無料!」って宣伝しています。値下げ競争みたいな話です。まぁ引っ越しする人も減りましたしね。

また、今では空室が多く、2020年には1000万戸の空き室が出ると言われているほど「借り手市場」になっており、大家さんが「広告料」と称した金銭を不動産業者に支払う事で仲介業者の半額~無料を助長している節もあります。※不動産屋は損していないって話です。まぁお客さんの数は減っているので業界の売上は減ったかなと思いますが。

無料のスマホゲームもバナー広告で成り立っているのと同様に、不動産賃貸仲介も大家さんからの広告料で運営がされているように変わってきています。

今ではairbnbのように、貸主と借主を直接繋ぐ業態や、貸主が直接募集をするサイトも出てきましたので、不動産業界はいずれゼロとはいかないまでもかなり衰退してしまうのではないかなって感じています。

その反面、直接やり取りをすると争いのタネになる事が沢山出ているので、やはり知識のある業者が間にいた方が良いという観点から一定の業者は生き残るのかなとも感じています。

・・・・当社ですか?当社は、友達からの依頼だけで成り立っているので、今後も大丈夫だと思いますよ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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僕が嫌われない限りですけどね(笑)

本日は以上です。

1/3でも伝われば幸いです。

ありがとうございました。