最近のニュースで「破産者が昨年対比で6.4%増加」という記事を目にした。数値で言うと約7万人弱の人が自己破産という選択をしたそうです。人口比率で言うと1800人に1人くらいが自己破産した事になります。これが10年続けば180人に1人は経験者って事になってくるので、その計算で考えれば学校のクラスメイトに1人いてもおかしくない計算となる。数値に驚きました。こんにちは。ケンイチローです。

さて、なんでそんな出だしでブログが始まったかと言うと、今日受けてきた試験がそれに関りの深いものだから。という訳で、今日は新宿のとあるビル47Fにて試験でした。

試験の風景です。

まだまだマイナーな試験らしく、東京・大阪・福岡で行われた程度。参加者も東京で150名程度でした。大阪は定員オーバーで2会場用意したそうですけどね。そんなこんなで2時間キッチリ時間一杯までかけて来ました。

これがその試験の名称

任意売却取扱主任者

任意売却取扱主任者とは、任意売却の民間資格です。そもそも任意売却とは?って話ですよね?

倒産とかリストラとか、様々な生活環境の変化により住宅ローンが払えなり、滞納し始め、督促を受けても支払わず(支払えず)数か月滞納をすると、銀行等金融機関から競売に掛けられて売られてしまいます。競売だと安く売られてしまう為、住宅ローンの残金が賄えないかもしれないし、そもそも競売の申し立てをされたらご近所さんにバレる恐れが出てきます。それならば、競売に掛けられる前に売ればいい訳ですが、途中で売却する場合は住宅ローン残高を一括返済しなければなりません。例えば、ローン残高が2000万円で、物件の相場が1500万円だった場合、500万を別で用立てて支払わなければならないという事になります。ただ、毎月のローンが払えない状況の人にそんな事が出来るのか?という事で金融機関と交渉して市場価格での販売をして債務の負担を出来るだけ軽くして再出発の準備をする事が任意売却となります。(細かい所はだいぶ割愛していますが大体こんな感じです)

キッカケは、数ヶ月前に先輩で弁護士のGさんから「任意売却出来ない?」という相談があった為。通常の不動産売買よりも手続きが慎重かつ煩雑な為、やってくれる不動産屋が少ないとの事。不動産屋は面倒な仕事が嫌いですから当然ですね。そんなこんなで任意売却を覚えて先輩の力になろう!ついでに仕事をもらって儲けよう!というのが始まり。単純です。そしたら、昨日、後輩で弁護士のSさんとの会話でこの試験の話になって「え。任意売却出来るなら僕も頼みたいですよ!」という事になった。意外と需要があるみたいです。まぁ、冒頭でも書いた通り、破産者が年に7万人もいれば任意売却案件も多数あるでしょうし。

そんなこんなで、年始からこのテキストを読む・・・・・はずだったんですが、年明けから休みらしい休みが無く、空いた時間はスマホゲームに興じてしまった為、テキストの40%程度しか読めていなかったのが昨日。夜更かしして70%程度までテキストを読んで臨みました。

 

結果は撃沈。合格率30%というので余裕をかましたのが敗因です。難度は高くない感じだったので2周くらいテキストを読んでたら取れたなぁという印象(敗者の弁)。逆に後半の論文2問なんか余裕でしたし(もはや負け惜しみ)。まぁある程度の知識は付いた(つもり)。

という訳で、今年は同じ不動産でも新しい分野に挑戦してみようと思っております。勿論、信条は変えず「友達とその紹介のみ」ですので知らない人の相談は受けませんけどね。本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。