先日の更新料の一件から、新たな展開がありました。その時のブログはコチラ。(退去の連絡はお早目に。

名前も知らない外国の方から一本の連絡がありました。一応個人情報なのでAさんとしておきます。カタコト過ぎて何を言っているのか不明な感じだったのですが、分かった事が、先日の外国籍の方(こちらをBさんとします)と一緒に住んでいたらしく、Bさんから更新料を払ってもらえなかったので払う事が出来ない、どうすればよいか?という問い合わせ。

そもそもAさんが住んでいたという事実を知らない当社としては「なんだとーーーー!!」という出来事ではあるのですが、ここは見た事もないし、カタコト過ぎるAさんと話をしても仕方がないので怒りは抑え、払えないのであれば、当社は保証会社に弁済請求をするだけで、保証会社はBさんに督促するからAさんは払えなくても大丈夫だという事を伝えてあげました。ホッする様子のAさんの出番はここまで。僕は、Bさんには連絡もせず、更新料の支払いを保証会社に弁済請求をしたのであった。。。

保証会社というのは、家賃、更新料、退去時の原状回復費用等「入居者が支払わない金銭」を立て替えてくれて、代わりに入居者に請求する会社の事です。現在ではほとんどの物件で、どこかしらの保証会社に加入していないと貸してくれない状態になっています。

なので、今回の場合ですと、保証会社は当社に更新料を立て替えて支払い、Bさんに取り立て行為を行う流れになります。俺に黙って同居者を入居させるとは・・・報いを受けてしまえ!などと思いながら弁済依頼のFAXを送信しました(笑)

さて、ようやく題名の方法です。今月出費が多すぎて来月にならないと家賃が払えない、なんて人をよく見かけますが、まずは「払わない」というのも一つの手です。家賃は基本的に当月末までに翌月分を支払う前家賃制ですので、月末までに支払いが無ければ、不動産管理会社は保証会社に弁済請求をします。保証会社が取り立てを開始するのは翌月から。例えば給料が10日払いの人であればその頃に払えば丸く収まったりします。(完全に払えない人は想定していませんのであしからず)つまり、現金が無い時にクレジットカードを使って支払いを先延ばしにするのと似てますね。保証会社へ支払いをちゃんとすれば賃貸ブラックリストに載る事は無いですので大きな心配もありません。

ただし、賃貸管理の会社が保証会社に依頼を掛けると、手数料が発生します。ウチの保証会社ですと1500円です。それでもそれで支払いを少しでも延ばせるのであれば一つの手として利用するのもアリだと思います。まぁ、そんな手を使わなくても良い場合もあります。管理会社に「来月の10日まで待ってほしい」と連絡を入れる事です。優しければ待ってくれます。厳しければ保証会社に連絡されてしまうだけです。でも大体は待ってくれると思います。金銭の貸し借りでもそうですが、支払いが遅れる人は大体連絡を寄こしません。事前に連絡する人は「しっかりした人」という印象を持たれますので、支払い遅延の連絡は結構有効ですので、困った時はまずは相談してみる事をオススメします。ドラマでも漫画でもそうですが、大家さんに相談しないで滞納するから強硬姿勢で痛い目をみたりするので。まぁ裏技でも何でもなく、「真面目な姿勢」が何より大事って事です。本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。