僕が傾倒している、エクスペリエンスマーケンティングの創始者、藤村正宏先生の本日のブログを読んで思った。(商品と考えるのではなくサービスと考えてみる

要約すれば、物を売っている人は、その物が相手にどんなサービスを与えられているか?を考えると違う展開が見えるかもしれないという内容です。

商品・サービスは相手の「困りごと」を解消するツールである、と思うので自分達の扱うものが相手にどういった効果・効能を与えているか?という事を考えるだけでも仕事の仕方は変わると思う。逆を言えばそれが見い出せないならば別の仕事を探した方が良いと思います。

◇自分はどうか?

僕は何屋か?と問われれば「不動産屋」と答えます。まぁリフォームやヘアメイクやラーメン屋もやってますが、僕がトンカチを叩く訳ではないし、ヘアセットする訳でもないし、ラーメンの湯切りもしない。やっている事と言えば不動産屋と経営者だからです。では、その不動産業は相手に何を与えているのか?

不動産業は専門的なスキルです。それを使って、お客さんの「代わり」に業務を行う「代行者」であり、お客さんが、専門的な知識を学んで不動産取引をする時間の短縮をしているのかなと考えます。税理士や弁護士、行政書士や司法書士も似ていると思います。例えば、決算は自分でもやろうと思えば出来ます。でも、時間が掛かる。めっちゃ掛かる。それを代わりにやってもらうという感じですね。

僕は不動産でも特に賃貸管理が専門ですから大家さんの代わりに賃貸経営を行い、大家さんに自由な時間の提供をしている、と言えます。ただ、近年は「不動産屋に任せないで出来る事は自分でやろう」という風潮もあって大家さんの塾なんかも増えているので肩身が狭い業者もいるかもしれません。

大家塾で教えている事はもっともで、業者の言いなりにならないで自分で知識を付けて自分でやれる事をやれば業者に払う手数料が減り、手残りのお金が増えるというのが一般的な教えです。まぁ僕は賛同しませんけど。

何故かと言えば、僕に任せれば、例え手数料を払っても、大家さんが自分でやる時よりよりも手残りが残るから。つまり、僕から見れば自分でやっている大家さんは「自分の時間を使って得していると勘違いをして、実際は損をしている人」に見えます。

知識を得る事は必要ですが、やるなら徹底する必要があるなぁっていう結局は自慢話に終わる辺りが僕らしいでしょ?(笑)本日は以上です。自慢げなのは1/3以上伝わったと思います。