僕が学んでいるエクスマ(エクスペリエンスマーケンティング)の塾では「他者紹介」という課題があります。紹介する相手の身の上話を聞いて、10分で相手の紹介をするという内容です。相手の事を話せる位に深く知る事がとても大事で、そういえば僕は徹夜しました(笑)

エクスマの創始者である藤村先生曰く、相手の事を知らないから「何を考えているか分からない。好かない」という感情になるのだとか。つまり、相手の歴史を知る事で(理解する事で)仲良くなる事が出来る、という訳だ。まぁ、相手を知る事で嫌いになる事もありますけども、ここでは触れないでおきます。

さて、9/24-26で中国に行ってきました。「訪中ミッション」という東京JC日中友好の会のイベントで、普段は入れないような場所に行けるとの前情報で興味を持ち、観光のつもりで参加をした訳ですが、僕は東京JCでも広報の役職に付いている事もあり・・・ずっとカメラマンとしてこき使われていました(笑)

初めての中国のイメージは・・・広い。空港からして広い。北海道も広いなぁと思いましたが、そんなレベルではなく広い。土地の無駄遣いってくらい広い。驚くほど広い。つまり広い。そんな印象でした。さて、初日は観光(の撮影メイン)で万里の長城へ。集合写真やら風景写真等を沢山撮りましたが、世界遺産となれば忘れてならないのが・・・

モデル撮影(笑)

60度の傾斜を登りながら撮影依頼をされたりと、呼吸も整える暇もない中での一枚です。もうちょっと構図を考えたかったのですが、そんな暇もなく。移動中のバスではほとんど寝ていました。

2日目は、イベント盛り沢山でした。朝から北京大学へ。東大よりもランクの高く、敷地も半端なく広い。そんな北京大学で行われたのが、

日中の学生の交流会

今回の訪中団には、高校生・大学生が含まれており、この学生達と北京大学他東大よりもランクの高い大学何校かの学生が「お互いが仲良くしていく為には?」というような内容で意見を話し合っていました。(写真ばっかり撮ってて内容はあんまり聞いていませんが、)お互いが褒め合っている感じでなんか変な感じでした。いや、褒め合うというか、遜り過ぎじゃない?って思うほど。お互いリスペクトは必要だけども過剰とも思える下手(したて)感に少しだけ違和感を感じたのは多分僕だけだと思います(笑)

まぁでもこうやって相手を知る事で警戒が解け、良い印象に変わっていくのではないか?と思います。

お昼ご飯を食べた後は、紫禁城の見学でした。

こんな感じです。で、中はやっぱりとっても広くて、寄り道しないでまっすぐ歩くだけでも軽く1時間程度掛かります。中でも少し気になったのが、

この大きな釜

至る所にありました。何が入っているのかなぁと、背の高い僕がカメラに収めてみた所、、、、

少しの小銭とコカコーラ

も、目的が分からん・・・・

そのあと、今回の訪中で一番のイベントである、

日中新旧友好座談会?

日本語に直したらそんな感じだと思いますが、中国側の要人との意見交換会が人民大会堂(日本でいう国会議事堂)で行われました。東京JCは日中友好約?が締結されるよりも数年早く中国とのやり取りを始めていたそうで、まぁテレビで見る様な場所で座談会が行われた訳です。ここでは、学生達のやり取りとは少し異なり、具体的にこんな事をやらないか?的な提案が出たりしていました。

その後の懇親会では実務者レベルも入り混じって交流を深めた訳ですが、そんな写真を流失させたら中国当局から捕まるかもしれないので自主規制しておきます(笑)まぁ、率直な感想は、酒呑んだら仲良くなるよねって事。

3日目は~中略~して帰ってきました。

行ってきての感想ですが、やはり2日目に感じた事が大半でした。中国という国に対してはあまり良い印象は持てていないですが、それも「知らない事」が原因で、相手を知れば中国もそんなに悪くはないし、むしろ印象は変わります。それこそ、「何を売っているか?」よりも「誰が売っているか?」という考え方と一緒な気がします。つまり物の印象は、媒介する「人」で変わる。そんな事を中国という国に対して思いました。

まぁ、仕事で行く事も無いですし、将来的に行く予定があるのかさえ疑問ですが、知らない事を知れたという事は大きかったなという事と、日本で食べる中華料理の方が美味しいって事がよく分かりました(笑)本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。