今年は台風が多く、住んでいる家に被害があった方も少なくないと思います。当社はアパートマンションを管理している会社ですので、被害に遭った建物の対応に終われていました。

台風は事故なので、建物にかけている火災保険が使える訳ですが、建物のオーナーさんによって掛けている保険会社が違うので申請方法や査定額や査定範囲が異なったりとなかなかメンドクサイ訳です。

色んな保険会社で保険申請をしていると、保険会社の良し悪しが分かってきます。もちろん、主観が強いと思いますけどね。今日はそんな事を書こうと思います。

◇火災保険とは

そもそも火災保険とは、火災や水災、風災、落雷、盗難等々で家に何らかの損害が発生した時に支払われるものです。今回は台風ですから風災です。被害で言うと、屋根が飛んだ、飛んだものがぶつかってきたというのが多かったと思います。

当社の管理物件でも屋根瓦が飛んで、隣地のお宅にぶつかって壁や、車のガラスが破損したなんていう被害がありました。知らない人が多いと思いますが、飛んだ屋根を直すのは保険がおりますが、隣地に与えた傷は自分の保険では出ないんです。何で直すか?というと自分で掛けた保険で直します。「悪いのは瓦を飛ばした隣だろ!」とすごんだり、裁判に訴えても、法的に負担する義務がないんです。心情的にどうかとは思いますが、争っても無意味なので、「じゃあどうするか?」という事に考えを向けた方が建設的なので、無意味に怒ったりしないのが健全です(笑)

火災保険には、いや保険全般的に色々な「特約」があります。これが付いてる付いてないで保険が出る出ないが変わったりするので、契約内容はしっかり見て頂きたいですね。

そんな中でも、是非付けておいて欲しいのが「諸費用特約」というものです。お見舞い金特約とも言います。正直名前はどうでも良いです。どういったものか?というと、保険事故申請をして出た保険金額の10~30%を別途で支払うという特約。例えば前述の屋根瓦復旧費用で約200万円掛かったわけですが、特約で10%付いていたので20万別に貰えるという訳です。

飛んでしまったアパートの屋根瓦

当然200万は工事業者さんに支払われますが、20万は自分で貰うことが出来ます。お得ですよね?特約自体は少額の保険料ですので付けておけば大きなリターンになる訳です。

「事故が起きなかったらムダじゃないか!」なんて声が聞こえて来そうですが、一戸建てなら10年の間に何かしら起きると思いますよ。マンションならあまり必要ないかもしれませんが僕はよく使いますよ。

ちなみに、そんな特約が出るのは知ってる限り2社だけです。戸建てに住む方は自身の加入している保険を見直ししてみてください。本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。