不動産屋は1-4月くらいまでが賃貸の繁忙期です。大学進学とか就職、転勤などで人の移動が多い時期だからです。そんな訳で、当社の管理物件も本日だけで3件申し込みが入ってました。という訳で、申込書を見て、貸すかどうかの審査をする訳ですが、入居者を「どこで」判断するか?という基準の一つを書こうと思います。

◇好印象を持たれるには。

申込書を見る時に気になるのは、「何をしている人か?」、「年収はどのくらいか?」といった「家賃を払っていけるのか?」という点です。滞納しそうな気配があるかどうか?を確認します。今回はその見極め方ではないので話を進めますね。

それ以上に気になるのが、「ちゃんとしている人か?」という点です。かなりアバウトな基準になりますが、僕は字を見ます。

そういえば、先日銀行でとある申込書に記入していたら「字が上手いですね!センスがある!」と褒められました。別に上手いとも下手だとも思いませんが、僕のマーケティングの師匠曰く「センスは知識経験の賜物」であるのそうなので、どれだけ習ったかという知識と、どれだけ文字を書いたかという経験が文字に現れるのだと思います。ちなみに、当社の事務をやっている人達にはペン字のドリルを最初の仕事にさせるくらい文字は大事にしています。対外に出るものですしね。恥ずかしくない文字を書いてもらわないと。

話を戻します。別に申込書に書かれている字の上手い下手を見る訳ではありません。例えば、文字枠の中に豆粒のような字を書く人は神経質だったり、枠にはみ出る様な文字を書く人は騒音元になりやすかったり、そもそも文字を丁寧に書かない人はトラブルを起こしやすい。部屋を貸して欲しいってお願いする書類なのに、読めない程に雑に書く人は経験上大体そんなもんです。という訳で、例え下手でも丁寧に書くという気遣いを見せると、相手だって人間なので良い印象を持ってもらえますよって話です。

ただ、高知県在住で埼玉の狭山に就職が決まったというのに、東京の上野のマンションに申し込みを入れてくる人は、例え字が上手くても丁寧でも貸せません(笑)なんでこんな怪しすぎる申し込みが入るんだか・・・

という訳で、文字が大事って話でまとめたかったのですが、例外もありますよっていう話で終わりたいと思います。そうそう、銀行員に上手いと言われた僕の字ですが、

こんな程度です。

とても丁寧に書いた字ではないですね(笑)本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。