お子さんが遠方の大学に受かった場合、1人暮らしをする事になりますが、その物件探しというのは、家族総出の一大イベントだったりします。どういう所を気を付けなければいけないか?という事を書こうと思います。少し時期が遅いですけど、これから物件を探される方は参考にしてみてください。

◇パッと見てサッと決めよう

大学が決まったら住居を決める訳ですが、業界は繁忙期です。いわゆるバーゲンセールの状態です。部屋を見ないで決める人も多く、迷っている間に他の人に取られるという事があります。見に行って、気に入ったけど1日悩んで返答したら無かった・・・となると、どうしても手に入らなかった後悔で次の物件探しへの気持ちの切り替えが難しかったりします。お子さんの意向を聞きながらサッと決めましょう。

◇1社に任せた方が良い

昔はA不動産屋に行って物件を紹介してもらって、気に入らなければB不動産屋に行くというような「足で稼ぐ」時代だったのですが、今は1社に行けば大体足ります。というのも、出回っている物件というのは大体どこの不動産屋でも仲介が出来ます。「当社限定!」なんて物件は今は少ないので1社に任せた方が良いです。また、不動産業は成功報酬なので、自社で決めるか分からない、何社も見て回る人を相手にしていられません。となれば、必ずその会社で決めるというような意思表示をすると、不動産屋も頑張ってくれます。

また、担当者との相性というのもあります。意向を上手く汲み取れない担当者だと上手く探せなかったりします。不動産もどれを借りるか?より誰から借りるか?の方が比重が高かったりする訳です。なので、「なんか違うな」と思ったら別の不動産屋に行くのが一番です。それ以外は、その担当者に任せましょう。

◇どこの不動産屋が良いか

学生アパートは、大学生協で物件斡旋を行っている大学が多いですが、そうでない大学ですと、大学からの案内で提携の不動産屋一覧が送られてきます。つまり、その中の不動産屋に行って探してもらってねという事です。善し悪しはありますが、記載されている不動産業者は大学と提携している訳ですので、実績がある訳なので正直どこでも良いです。だって実績あってトラブルが少ないから一覧に名前を連ねている訳ですので。

色々書きましたが、簡単に言えば「ちゃんとしてそうな担当者ならば、それを信じてサッと決めよう!」という事になります。バーゲンセール時期なので慎重に判断なんて出来ない訳ですので、信じて突き進むしかない訳です。特に都内ならばなおさらです。

受験戦争の後は、物件戦争です。心して掛かりましょう!本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。