今年も後半に入った所で、当社への賃貸物件管理依頼が半端じゃない。昔、東京〇位の管理会社(社員数50名程度)で当時8000戸くらいの管理をしていた会社にいた時は、年に2-3棟(30-100世帯)くらいの増加だったのですが、当社はこの上半期だけで2-300戸程度の管理を引き受ける事になりそうです。僕と事務員と経理の3人で(笑)

賃貸物件のイメージ(模型)

さて、賃貸管理を切り替える作業をしている上で気になる事があります。

賃貸管理というのは各社色々なルールがあるとしても、業界的に作業内容が決まっている為、A社の管理からB社に切り替えると言っても標準語を関西弁に切り替える程度のイメージ、つまり相手のルールが理解出来ると思っていました。

しかし、今回色々な管理会社から管理を当社に引き継ぐにあたって「何故こんな事にこんな事をしているのか?」というルールが絶えない。つまり、管理会社独自のルールが各社にあり、理解しがたい物がとっても多いんです。それが悩みの種でもある。

大家さんも、1社だけに管理を頼んでいるとそれが普通に感じてしまうし、他社の管理体制なんて知らなくていい為、違和感すら感じないのかもしれませんが、やっている側からするとかなり驚く事が多いです。

そんな訳で管理を切り替える場合に限らず、知らない人と何かしらの契約を交わす際に注意しておきたいポイントというのを書きたいと思います。(前置き長~~~笑)

僕が思う一番のポイントは「相手はどこで利益を得ているのか?」という所を把握する事かなと思います。

賃貸管理の報酬は大体家賃の5%です。毎月の家賃が10万なら月5千円が報酬。でも、正直これで会社の生計を立てようとすると厳しかったりします。※賃貸管理会社の社員の平均年収は一般中小企業の平均より安め。

それなのに、管理報酬を3%とか1%とか値下げ競争をしたりする管理会社があったりすると「この会社はどこで利益を得ているのか?」という疑問が出てきます。安かろう悪かろうなのか?とか。

そういった目線で契約書を見ますと、意外に色々な名目で費用が掛かっていたりして、結局5%より高く払っているなんて大家さんもいました。まぁ、今回切り替えを行っている管理会社は皆5%でしたが、それ以外に色々な費用を大家さんに請求しており「あぁ・・・こうやって細々稼いでいるんだな」と感じる事が多々あります。

賃貸管理はどこに任せてもある程度同じ仕事をしますが、そのやり方は結構違うというのが今切り替えを多数やっていて思う事です。特に管理会社がどういう仕事をしているのかという理解の無い大家さんも結構いるので、是非自分の財産を任せている相手の仕事内容だったり、どうやって利益を得ているのか等を見てみると色々な発見が出来るかもしれません。例えば・・・搾取されてるだけだなとか(笑)本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。