あんまり経験がないかもしれませんが、キーボックスの暗証番号が分からなくなってしまった事はありますか?それ以前にそもそもキーボックスを知らない人もいるかもしれないので写真載せますね。

 こんな感じの代物です。

暗証番号を設定して、この箱の中に鍵を入れて運用するのですが、これの暗証番号が分からなくトラブルになったのが今日の出来事。

暗証番号をセットして箱を閉じた後、その暗証番号をセットして開けようとしたら……あれ、開かない。そんな事件が発生してしまいました。

暗証番号をセットした時に番号がズレてしまったらしく、何番にセットすれば良いのか分からない。こうなってしまうと、一つ一つ番号を回して開けてみなければなりません。しかし、その数10000通り……後日対応する訳にもいかず、仕方なく番号合わせを始めました。

序盤は順調に1つ合わせるのに1秒程度で進め、0300辺りまでいった時に、ふと考えてしまいました。

1秒×10000通り=10000秒=2時間46分

に、にじかん……( ´Д`)

最悪、約3時間掛かるその作業に果てしなさを感じ、キーボックスのメーカーである和気産業の人(エクスマ塾の同期)に聞いてみる事にしたわけです。

ちなみに、和気産業とは全国のホームセンターに商材を卸しているメーカーさん。このキーボックスもこのHPから購入出来ます。

よくある系の質問らしい。

結局、自分で何とかしなければならないのか……と思っても、どうにかならないものか?と、たまたまもう1台持っていたキーボックスをカチャカチャ触っていて「ある事」に気が付きます。

そう、この手のキーボックスは数字が揃うと「カチャ」っと音が鳴るんです。まぁこの手のキーボックスに限らず、ダイヤル式の集合ポストとか金庫とかその他諸々も大体正解時に音が鳴ります。これを元に鍵を開けるのは経験豊富な不動産屋ならではでしょうか。

そこに気が付いてからは、1の位のみ2-3回クルクル回して音が鳴らなければ10の位を1つずつ上げていくやり方にシフト。それだけで10000通りから1000通りと一気に選択肢が減った訳です。

1の位クルクルが3秒×1000通り=3000秒=50分

これなら何とかやれる気がして作業再開です。天気も小雨が降って曇りだった事も幸いでした。

そんなこんなで一気にスピードアップ……したものの、やっぱりダルい。単純作業は得意なはずだけど、次の予定だったり「何で自分がこんな作業を……」なんていう憤りを感じ始めます。曇ってても暑いし。その上、0001から増やしていくか9999から減らしていくかの二択に失敗( ´Д`)

個人的に千の位が3のような気がしていたので、下から始めたのですが……まぁ軽く後悔。次の記憶が千の位が6だったような気がしていたので、とりあえず7000まではスイスイ回した訳です(この間約10分程度)

でも結局開かず。で、元々設定しようとしていた暗証番号の千の位は9だったので、7000~8999は後回しにして、9000からやってみる事にした訳です。これで開かなかったらどうしようとか、カチャって音を聞き逃していたらどうしようとか、そもそもカチャって音が鳴る説が嘘だったらどうしようとか嫌な事を考え始めたのですが、そしたら……

程なくカチャっと鳴った訳です。結果約1時間15分。軽く汗と冷や汗をかきながら何とかゴール。序盤でカチャ説に気付かなければ3時間掛かっていたかもしれません。やりきった自分を誉めてやりたい!と、思うところですが、実は単なる盆ミスだった事が分かった訳です。

9048で開いた訳ですが、設定中に数字がズレた訳ではなく、本来暗証番号に設定しようとしていた番号と数字の配列が違ってただけ。馬鹿馬鹿しいミスだった訳です。まぁ、お陰で本来3時間掛かる作業を1時間で終わらせる技術に気が付きましたし、次回忘れたとしても1時間で開けられると思えば……いや、出来ればやりたくない(笑)

そんな訳で、皆さんもホントに設定時にズレたとかで暗証番号が分からなくなった場合、根気よくやらなくても3倍のスピードで何とか出来るかもしれませんよ。ただし犯罪には使わないでくださいね。まぁ一時間もそんな作業してたら不審者ですけども。本日は以上です。皆さんも1/3のスピードで開けられるようになったら幸いです(笑)