本日は事務員が休みという事で事務所にいました。電話番をしつつブログ書いたりスライドを作ったり。友達から頼まれた物件を探したり、最近買おうか迷っている1棟マンションの調査をしたり。こんにちは、本業は不動産屋のケンイチローです。
そんな本日、会社に鳴った電話は2件。。。。まだまだ引っ越しシーズンとはいえ、募集している空室もないので管理している物件に不具合が無ければ暇なものです。勿論、不動産屋だけやっている訳ではないのでやる事はそこそこありますが。ちなみに、鳴った2件が本日のテーマです。
1回目は、入居している外国籍の方。部屋を解約したいとの連絡でした。しかし、この方・・・先週は更新する、更新料を払うと言っていたのが一転しての退去連絡だったのです。しかも契約期間をまたぐ残念なパターン。
例を挙げて説明しますね。例えば契約期間を2016年4月10日から2018年4月9日の2年間とします。大体の不動産屋は、2018年2月10日頃に「そろそろ更新ですがどうしますか?」という趣旨の通知をします。大体は手紙です。それで、更新する場合の更新費用の明細、あとは連絡の期日を書いた注意書きも付けたします。どういった内容か?というと、「解約予告は1ヶ月前なので3月10日迄に解約の連絡がない場合は更新料が発生してしまう」というものです。つまり、本日(3月24日)解約したいと連絡をした場合、4月23日が解約日となり、上記契約期間をまたぐ事になるので更新料を払わなければならない、という事です。
その事を伝えると、カタコトの日本語で怒り出し、もはや何を言っているのか理解が出来なくなりました。で、その後働いているお店の店長から連絡が入ったのが2度目の電話。で、同じ説明をしてご納得頂いた訳です。そういう契約ですし、払わなければ裁判でもこちらが勝てる内容(法に則った認められている)ですしね。
ちなみにこういったケースの場合、更新料を一部にしてあげたり、免除してあげるケースもありますので不動産屋には交渉してみるのも手ですが、論破してやろうとか脅すような輩の場合は対応してくれない事が多いです。別に本人が払わなくても保証会社に言えば払ってくれますし、保証会社から取り立てされる事になりますし、払わなければいわゆるブラックリストに載ってしまって家が借りられない残念な人になる訳です。
まぁ、今回は強硬に頂く話でまとめました。何故かと言うと、今回は連絡期限を過ぎた3月17日に「明日更新料を払う」という連絡をしたのにも関わらず支払いせず、「新しい所を借りたから解約する」と連絡してから。新しい所を借りるには、通常2週間程度掛かります。(急いでも1週間程度)つまり、払うと言っておきながら新しい物件を探していて決まったからそっちにする、というような自分勝手な方だったからです。僕も人なので寛容には対応しませんしね。大家さんの財産を預かっている以上、勝手な奴には相応の負担を・・・いや、通常の負担をキッチリしてもらう必要がありますしね。
という訳で、「そろそろ引っ越ししようかなぁ」なんて考えている方は、契約期間と解約予告期間くらいはシッカリ見て、それに合わせたスケジュールを組まないと痛い目を見ますよ!という話でした。特に事務所、店舗は解約予告が長いですから特に注意が必要です。本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。