「人の倍働け!」「死ぬまで働け!」なんて言うとブラック企業認定される昨今、僕はそういう事が出来ないと頭一つ抜き出た成果を作るのは難しいと考えます。はい、考えが合わない方は最後まで見なくても大丈夫です。時間の無駄ですから。

「ビジネスは戦いではない」という考えを持っているのに「ランチェスターの法則」から引用した話をしようとしている僕です、こんにちは。(ランチェスターの法則とは、簡単に言えば戦争時の戦略をビジネス転用した考え方です。)

◇ランチェスターの時間の法則

ランチェスターの時間の法則というのがあります。定義としては、「人生=才能×時間の二乗+過去の蓄積」というものです。つまり、才能が人並みでも、過去の実績がゼロでも、時間さえ使えば成功を収める事が出来るという事になります。人並みの才能があるか否かという所が問題ですが、例えなかったとしてもそれ以上に時間を使えば結果は出せる、つまり何よりも時間を掛けるという行為がとても重要という事になります。

また、仕事で言えば、「人の3倍働くと大体勝てる」「人の4倍働けば圧勝出来る」「人の5倍働けば才能や実力が劣っていても絶対に負けない」と定義されているそうです。

労働時間なんて8時間程度だから3倍以上で24時間過ぎるだろ!というツッコミが入りそうですが、二乗が掛かっているので、

2倍=11.3時間

3倍=13.8時間

4倍=16時間

5倍=17.8時間

1日18時間程度働いている人は絶対に負けないという話になります。

ちなみに、僕は3つくらい仕事を掛け持ちして、1日18時間以上働いていた時期が5-6年あります。その頃は年収1000万近かったと思います。別に特段能力があった訳ではありません。でも、持っていた資金で会社を起業してそこそこ大きくする事が出来ました。人並みに働いていたら出来なかった事です。

ちなみに、同じ理屈だとワタミの渡邊美樹さんもそうですよね。起業資金を佐川のドライバーで稼いでます。

僕は、どれだけそれに時間を掛けたか?これが1年後2年後に大きく違ってくる。そう思っています。例えば、毎日ブログを書いている人は365記事、週1ならば52記事です。過去の蓄積が7倍変わってくる訳です。勿論、1000記事書こうが10000記事書こうが成果が出ない人もいます。これに関しては才能の問題もあります。(才能が1なのか?0.7なのか?1.2なのか?で掛け率が異なる為。)

まぁ僕は週2記事程度が限界ですけどね。人より長い時間仕事に費やしてますし。「社長やってて凄いですね!」とか「売上高凄いですね!」!なんて言われますが、それだけの時間を費やしているから当然なんですよ。たまに、「時間内で効率よく働く」なんて人もいますが、だったらその効率で倍働いたら圧倒的な成果が出るんじゃないか?なんて思ってしまう。

という訳で、人生の中で一時的にでもそういう頑張りをする時間を作れば頭一つ抜ける事が出来て、後は雪だるま式に・・・なんて事になると思うんです。同じ雪玉を転がしても1年後の大きさは同じですが、少しでも大きな玉を作ったら1年後のサイズはかなり変わってきます、という話。

で、年を取ったらそんな働き方も難しいので体が若い30代までにそんな無茶でもしておいた方が良いです。それだけ時間を費やせば後半が楽になるかもしれない。。。そんなブラック企業のススメでした(笑)

あ。でも働いた分が給料になるような会社の方が良いですよ。働いた分が反映しないような理不尽がホントのブラック企業なので。本日は以上です1/3でも伝われば幸いです。