物の価値というのは時と場合、人によって異なります。1本130円のコーラが1000円で売れる状況という事もあったりしますし50円でも売れない事もある。今回は、そんな話です。こんにちは。ケンイチローです。

◇物の価値。

友人から紹介を受けて、相談に乗った方がいます。とりあえずAさんといいます。もう住んでいない戸建の家を売りに出しているが売れない。不動産屋が信用ならない、との事。

都内某所の戸建

正確な金額書くと特定されそうなので、金額は実際と異なりますが、紹介されたAさんは、2000万で売りたいといってずっと不動産屋に募集を依頼していたそうです。ただ、どう考えても相場的に高くても1500万がいいところ。売る側、買う側共に様々な事情があって、相場とかけ離れた金額で依頼をしている事が良くあります。正直売る気(買う気)があるのか・・・と疑問に思う事もしばしば。

丁寧に説明した所、「ならば1500万で売りに出してほしい」と依頼を受けたのですが、そもそも僕は賃貸管理のプロ。そして自称満室経営請負人。売る準備をしている間に小細工をしてみたんです。

小細工というか、単純に賃貸に出してみただけなんですけどね。個人的には18万くらいで人に貸せると思っていたのですが、Aさんに言った所「あんな家が18万で貸せる訳がない」なんて言う訳です。という訳で、こっちはプロな訳ですからあの手この手を使って18万で募集をした所。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

2日で申し込みが入りました♪

(昨日、無事に契約も済んだのでこのブログを書いています。)

そうなると、この物件は年間216万の家賃収入を生み出す物件に生まれ変わった訳で、不動産の利回り的な価値からすると、2160万くらいで軽く買い手がつく物件に生まれ変わった訳です。自分が住む為に買う目的の人には1500万程度の価値しかない物が、不動産投資をしている人には2160万の価値。

結構デカいですよね。結局、Aさんは売らないで大家さんになるという選択をされました。まぁ売るより賢い選択です。

売れない物にどのような価値を生み出すのかというのも僕の仕事っす。まぁ、なんで仕事の事を書いたかって言いますと、、、

半年も一緒に伝える勉強をして、僕の仕事内容なんかも伝えていたはずの同期が僕の仕事内容を知らないっていう事実を知ったからです(笑)

もっと頑張って発信や伝える技術を学ばないと相手には価値も何も伝わらないんだなぁって思った出来事でした。本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。あ。ちなみに、2日で入居申し込みを取れた方法は・・・企業秘密っす。普通に賃貸募集しただけなんて・・・・言えない(´Д`)