情報量が2016年末にはゼタバイト時代を迎えると言われている今日この頃、いかがお過ごしですか?

ゼタバイトって何だよ?という方の為に簡単に書きますね。

キロバイト→メガバイト→ギガバイト→テラバイト→ペタバイト→エクサバイト→ゼタバイトという単位でして、10の21乗という途方もない数値です。

海岸の砂粒1つ1つが情報と考えると、その砂粒の中から僕のこのブログを見ている事が既に奇跡!という感じです。

こんにちは。ケンイチローです。

◇模倣される。

僕が理事をしておいる日本不動産賃貸経営適正化協会(通称:ニフテ)では、退去時の原状回復で入居者と家主の費用負担を軽減する取り組みを目玉にセミナーを開いています。

退去時に傷等があれば、入居者には負担割合に応じて費用が発生します。家主も傷付けられた側なのにも関わらず、直す費用の負担をせねばなりません。

これを、入居者からも家主からも貰わずに済む方法が昔からあり、誰もがそれに気が付いていない、知らない為(不動産屋、大家さんの1万に1人も知らない話です)、セミナーで伝えて、それが可能な仕組みを教えています。

ちなみに、次回は僕は話しませんが8/31に東京でセミナーがありますので良かったら聞いてみて下さい。

仕組み自体凄く簡単な話ではありますが、不動産業界の仕組み、慣習の点から簡単には出来ず、ハードルが高い為、ニフテに頼まなければ出来ない!という状況だと思っていました。

 

しかし・・・業界準大手のA社が今度この内容でセミナーを開く事をTwitterで知りました(笑)

 

A社の幹部がセミナーに来ていたのは知っていましたが、率直な感想は「パ、パクられた~~~!(*´Д`)」(=折角のブルーオーシャンに進出された)という気持ちでした。

この仕組みを行うと、不動産屋は自社の儲けを削られてしまう為、大手程やらないと思っていましたので、個人的には変革の時なんだろうなと感じています。

◇視点を変えて考える。

片方の側面から見れば、せっかく見つけた宝の山(笑)を横取りされる気分ですが、不動産の業界から考えれば良い事も沢山あります。

大きい所だと、入居者と家主のトラブルが減ります。くだらない争いなんて無い方が良いですからね。

今まで掛かっていた費用が減る訳ですから経済的にも好印象ですよね。

逆にこれがスタンダードになれば、不動産屋はより健全化されるかなと思います。

つまり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕にとってはあまり良い事は無いけど、僕のいる不動産業界の環境が良くなるなら、その中に身を置いている者としては、良い事なんだと思います。

最近増えている「大家が直接入居者を探して契約する」という(不動産屋不要論みたいな)契約の場合には上記の仕組みは使いづらい(多分難しい)ので不動産屋の必要性も保てるし、やはり悪い事だけではないなと感じます。

◇情報化社会。

「情報化社会」・・・もう死語に近いですね(笑)

準大手のA社がニフテのセミナー情報を見つけて参加したのも、僕がTwitterでA社のセミナー情報を見つけたのも奇跡に近い話です。だって、海岸の砂粒の中から1粒を見つけるような話ですから。

まぁ勿論、検索やコミュニティで引っ掛かったから探せた訳ですが。

僕がTwitterで見つけたのも、フォロワーがリツイートしていたからなんですけどね(笑)

砂粒の情報1つ1つを見る事も限界があります。※人の数より多いし!

常に必要な情報が得られるように網を張っておくという事が今後は特に大事なんだろうなと論点が二つになってしまって上手くまとめられたのか心配なケンイチローがお伝えしました。

本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。

ありがとうございました。

ところで・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A社は年間の利益を数千万~1億を削ってまで大家さんや入居者の利益の為にそんな行動に出る様な会社ではないと思うんですが、ホントにやる気なんだろうか?という疑問が拭えません。セミナータイトルだけで僕が勘違いしただけかもしれない(笑)