昨日から、4連休・・・・というか、経営者に休日なんてあるのかどうかは、別の話なのでやめておきます。

昨日から石巻に来ております。

009を含め、石ノ森章太郎の作品が街のいたる所にあり、外国人観光客もそこそこ来ているようで、復興が感じられる空気がありました。

こんにちは。ケンイチローです。

 

◇売れない物を売る方法(その2)

前回書いたその1(ブログはこちら)とは別視点の考え方です。

 

エクスマの藤村先生がセミナーで、よく「商品がコモディティ化している」というお話をされます。

コモディティ化を簡単に説明すると、Panasonicのテレビ、SHARPのテレビ、東芝やソニーのテレビがあったとして、ロゴマークを隠してしまったらどれがどれか分からない、つまりどれも同じような性能を有し、差がなくなっている。という事です。

これは、テレビのような家電だけではなく、美容室のサービス、飲食店、不動産だって同じ事が言えます。

例えば、目の前に居酒屋が2軒並んであるとします。

片方は友人がやっているとする。

・・・よっぽど美味しくないなんて事が無い限り、友人の所に行きますよね?

※まぁ当然の結果です。

 

では、同じく居酒屋が2軒並んでいて、片方は、

 ・TV・ネット・マスメディアで見た事がある。

 ・SNS1往復でもやり取りした事がある。

 ・そこのスタッフのブログを読んだ事がある。

という「何かで知っていて繋がっている」場合、やはりそちらを選択するんですよ。

 

人は、繋がりがある人を選びます。

同じ血液型、同じ誕生日、同じ出身地、同じ高校・大学等々、自分と「共通の何か」を持っている人に繋がりを感じてしまいます。

リッカティルという子供服を全国展開している会社、ヒューマニアインターナショナル(会社のHPはこちら)の社長である秦さんは、僕の大学の先輩だという事が分かってからすぐ話しかけたのは当然の行動です(笑)

※東北にある会社の社長の大半がウチの大学出身らしいのですが、同じ大学の経営者に会ったのは起業して9年目にして秦さんが初めてなのはどうでもいい話ですね。

 

何が言いたいのか伝わってますか??

 

つまり、「人はより繋がりの深い人と繋がろうという行動をする」という事が言いたい訳です。

一応、分かるとは思いますが、同じ血液型や出身地の人間に営業した方が良いって話ではないですよ?(笑)

繋がりを作っていく上で、僕が大事だと思うのがSNSです。

自分の好きな事を発信しているだけなんですが、それだけで同じ事が好きな人が集まってコミュニティが出来たりして「その繋がり」から需要が生まれたりします。

 

商品・サービスに大きな差はない時代です。

 

どのような発信をしていくか?どのような繋がりを作っていくのか?という事が、同じような物を売っていて、売れる売れないの差になっていくのではないでしょうか?

 

その1では、全く繋がりがない所でも、プロモーション次第という事を書きました。

今回は別視点ではありますが、結局は、「伝え方(誰に、何を)」って話に落ち着いてしまうかなぁと思います。

僕の手掛ける賃貸物件の空室は、1のようなプロモーションと、2のような繋がりで入居者を埋めていきます。9:1くらいですけど(笑)※空室を繋がりのある人に住んでもらうのはなかなか難しいので(笑)

 

ただ・・・・ウチのヘアメイクのお店ですが、お客様に感想を聞くと、

「今まで色んな店に行ったけど、ここより早くて上手い店は無い」とリピートしてもらえています。

つまり・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コモディティしてません!(笑)

 

繰り返します。「まだ」コモディティしてません!

まぁ、コモディティ化する前に動かなきゃ埋もれますから頑張ってね(スタッフ達へ)

本日は以上です。

1/3でも伝われば幸いです。

ありがとうございました。