こんにちは。ケンイチローです。

僕は不動産屋ですので、不動産屋っぽい事も書かないと本気で「何やってるか分らない人」になりそうなので、本日は不動産ネタです。

鹿児島に、株式会社住まいず(HPはコチラ)という注文住宅を建てている会社があります。

そこの11.5代目である有村康弘さんのブログ(コチラ)を見て、似たような違う事を書こうと思ったのがキッカケです。

◇賃貸物件申込時の審査のポイント

賃貸物件に引っ越す時、事務所・店舗を借りる時、まずはその物件を管理している管理会社に申込書・身分証明書を提出する事になります。

当社は管理がメインですので、そういった申し込みを受ける側です。

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サムネイル用にとりあえず当社の管理しているアパート写真(笑)

なので、どういう所を見て貸すか貸さないかを見ているのか?という所を書きますね。

管理会社によって見るポイントや敷居等に差はあるのでそこら辺も交えて説明したいと思います。

まず、審査をする上で一番大事な要素ですが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家賃を払っていける収入があるのか?

大きく言えばここだけです。

基本的には、支払家賃の40倍程度の年収が基準とされています。

※家賃月額7万円だと、280万の年収が必要という事です。

これが払えていけるのか否かが、最初の判断基準となります。

昔と違って、5人に1人が家賃滞納をすると言われており、「ホントに払っていけるの?」という所がかなり重要になります。

その為、ほとんどの管理会社は家賃保証会社を通す事が一般的になりました。

簡単に仕組みを説明すると、入居者の口座から家賃を代わりに引き落として管理会社(もしくは大家さん)に振り込んだり、滞納が発生しても大家さんには家賃を支払い、代わりに督促をするという業務をする会社です。

家賃をちゃんと払っている方には無駄な出費ではありますが、前述の通り5人に1人が滞納をする、いい会社に入っていても辞めて収入がなくなる等がある為、保険的な役割が大きいですね。

という訳で、保証会社の審査さえ通れば貸すという管理会社は結構多いです。

ちなみに、保証会社は昔なら「日本人なら誰でも通る、通らない人は犯罪でもやってるくらい怪しい人」という認識でしたが、今は通らない人が結構います。

それは・・・滞納歴のある人です。

保証会社は、今では横の繋がり(協会化した)で、滞納者情報を共有しています。※この団体に加入していない保証会社は独自審査。

なので、ここに滞納歴が載ってしまうと、家を借りる事が出来なくなってしまいます。

どの位の人数がブラックリスト化されているのかはさすがに分りませんが、そこそこの数はいると思っています。※数千人~?

管理会社は各々付き合いのある保証会社があって、どの保証会社を使っているか?でも結果が違ったりします。当社は3社程お付き合いしていますが、A社がダメでもB,C社で通ったという事も沢山あります。

◇保証会社の審査に通ったら。

保証会社の審査が通ったら、申込者へ連絡し入居の意思の確認をします。

管理会社によって、本人にかけたり、会社にかけたり様々です。

最終的に家主に確認を取って、貸す貸さないの判断をする訳ですが、この時に確認する事があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入居者の会社情報です。

本当に存在するのか?ちゃんとした会社なのか?HPは?等をチェックします。

現在では、アリバイ会社というのも沢山あって、真偽の判断が難しかったりします。

※アリバイ会社:その人がちゃんとした会社に勤めているかのように書類を作ってくれたり、確認の電話があった際に対応してくれたり、源泉票まで作成してくれる会社。

水商売や、現状仕事をしていない人等、一般的に滞納しやすい職業だと審査に落ちやすい為、こういった会社を使う場合があります。

まぁ、見たら結構分りますけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22才、女性、広告会社部長年収700万とか嘘だろ!ってなりますし(笑)

なので、会社HPが適当だったりすると怪しまれる恐れがあったりします。

あとは、今のご時世で会社HPが無い・・・とか。

最近だと、facebookやTwitterがありますので一応確認してみたりもします。

最後に、僕が結構重要視しているポイントですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

字が下手過ぎる人には貸さないって事です。

正確に言えば、申込書なのに殴り書きとか。

書き直しさせるか、突っ返します(笑)

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大した上手くも無いですが、僕の字です。

最初に出た有村さんのブログにもありましたが、下手でも丁寧に書かない人は、礼儀とかそういった物が欠けていると判断します。

こちらから、どうにか借りて欲しい!って言っているなら別ですが、基本的には貸して下さいのスタンスが普通だと思いますしね。

なので、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

字は丁寧に書きましょう!って話でした。

物件を買う場合の住宅ローンだって同じ考えです。

という訳で、そういった点を注意して、あとは仲介の不動産屋さんに任せましょう!(笑)

本日は以上です。

1/3でも伝われば幸いです。

ありがとうございました。