本日からちゃんと実務稼動しております。こんばんは。ケンイチローです。
不動産屋ですのでたまにはそれっぽい事を書こうかなと思います。
◇家賃ってどうやって決めているの?
本年度最後の #退去立会い でした。
男性の1人暮らしは基本的に汚くなりますね(笑)#原状回復費用 は、入居者からも大家さんからも貰わずに必殺処理します!#不動産 #賃貸経営 #トラブルゼロ #満室経営請負人 pic.twitter.com/yV4TXzK0gV— 高橋健一朗と言えば満室経営請負人ですよ! (@k_takahashi333) December 29, 2016
管理物件の退去立会が終わると、部屋の募集をします。
物件や管理会社により、
◇入居者から退去の連絡があった時
◇退去立会が終わった時
◇内装が完了した時
と様々です。
ウチは決まった方針は無く、物件に合わせて対応しています。
だって、問い合わせが殺到するような物件を退去の連絡があった段階で載せたら業務に支障がありますので。
この時期(1~4月)は、引っ越しが多い時期なのでバーゲンセールのように物件が出てきます。
まぁ個人的に「すぐ決められない人」は、この時期を外して探した方が良いと思っていますが、その理由はまた別の機会にでも。
で、ようやく本題です(笑)
家賃はどのようにして決めるのか?ですが、僕は・・・・
相場を確認します(笑)
・・・すいません。当然の事でしたね(笑)
基本的には、退去した部屋の条件をそのままで募集をかける事が多いです。
まぁ募集する前に、レインズ(不動産業者が見る物件情報サイト)やat-home(一般の方が見る物件検索サイト)で募集をかける物件と同条件の物件を見て、どうするか考えます。
これが約7~8割。※体感なので適当です。
残り約2割は、別の決め方になります。
それは、大家さんの懐事情。
大半の大家さんは、ローンを組んで賃貸経営をしています。なので、ローン比率とか・・・要は自分が支払わなければならない返済額から家賃を決めていたりします。
特に分譲マンションに多いと思います。売買の時も当てはまるのですが、例えば相場が2000万円のマンションとします。Aさんはローン残債が1500万、Bさんは2200万だったりすると、販売価格が変わります。Aさんは1980万円なのに対して、Bさんは2150万とか。指し値(値引き交渉の事)もAさんなら通りやすいけど、Bさんは通らない。
日本人って基本的に損切りが出来ないタイプが多いので、自分のローン残債よりも下げない傾向が強いです。
まぁ今回は賃貸の話なので話を戻しますね。
家賃の交渉なんかも、Aさんなら多少融通が利くけど、Bさんは断固拒否・・・なんて事があります。
まぁ、その物件がどういう状況かなんて、その管理している会社じゃなければ分からないので、家賃交渉は「とりあえず言ってみる、ダメならその値段で住む」程度でやると良いと思います。
逆に「○○円に下げてくれるなら申し込む」みたいな条件を付けて交渉されてくる人もたまにいますが、そういう場合、僕は全部断ります。
だって、こちらは相場や事情を鑑みて○○円で貸したいと思って、その値段で募集しているのに指し値って・・・・馬鹿にしているようなもんですしね。
ラーメン屋で750円て書いているのに、「700円なら食べるけど?」とか言わないでしょ?
あと、同じ所に長く住んでいると隣の部屋と大きく家賃が離れている場合もありますよね?個人的には、6年以上住んでいるなら一度物件検索サイトで引っ越しの検討をした方が良いと思います。そっちの方が得な場合もあるので。
あれ、話が点々としてしまった(笑)
まぁ、結論として不動産は動産(商品やサービス、例えばジュースと言った品物だったりヘアカットのサービスの対価)と違って、同じ物は一つとして無いので、大家さんの事情により多少相場と違う事がよくあります。
探せば掘り出し物があったりするし、そればっかり狙っていてもいつになっても決まらないなんて事もあります。
悩んでいる時間も費用と考えていればパッパと即決するのが一番ですね。
ちなみに、上記のTwitterで出した物件。最初は11万で募集していて入居者も付いていましたが、4年経った今では10万円前後が相場で、99000円で募集しています(笑)
ただ、これから引っ越しシーズンなので105000円にしようかなって考えていたりもします。
結局、管理会社や大家さんの匙加減って事です(笑)
本日は以上です。
1/3でも伝われば幸いです。
ありがとうございました。