今日は時間が無いのでサッサと書ける不動産の事について書きますね。
大家さん向けの内容ですが、ビジネスに繋がるような内容にまとめる予定・・・あくまでも予定です(笑)
こんにちは。ケンイチローです。
◇誰に頼むか?が大事。
年も明け、不動産賃貸市場は繁忙期を迎えております。
先日空いたこの物件も、賃料を上げたのにすぐ決まりました。
さて、大家さんが持っている物件に空き部屋が出ると、不動産業者に入居者を募集する依頼をします。
これを「媒介依頼」と言います。
媒介の形態には、【一般媒介契約】【専任媒介契約】【専属専任媒介契約】という3つがあります。
簡単にメリットデメリットを書きますね。
【一般媒介契約】複数の不動産業者に依頼する契約。依頼出来る不動産業者数に上限はありません。
メリット:沢山の業者に募集してもらえるので沢山の人に見てもらえる。
デメリット:不動産契約は成果報酬の為、入居者を見つけないと報酬がもらえません。その為競合相手が多数いる一般媒介だと、「どうせ他社がやるでしょ」という事で仕事をしてくれない恐れがあります。
【専任媒介契約】不動産業者一社に全てを任せる契約。他社に依頼が出来ませんが、大家さんが自分で見つけた入居者でも契約可能。
メリット:その業者が責任を持って自社募集(他社にも依頼)する為、一般媒介のデメリットみたいな事がない。
デメリット:その不動産業者に能力が無いといつまで経っても決まらない。
【専属専任媒介】専任媒介と同じだが、大家さんが自分で入居者を見つけても、その人に貸す貸さないの判断はその不動産屋が決める。
メリット:無いと思います。まぁさらに責任が強いくらい。
デメリット:全てその不動産屋が決める為、やはりその能力次第では良くも悪くもなる点。
なんで、こんな説明を持ってきたかというと、先日、一部屋だけ管理を頂いている大家さんから相談がありました。
持っているアパートが3部屋空いて、ずっと決まっていないとの事。現状3社に依頼をしているのだけど、ずっと申し込みが入らないそうで、困ってこちらに連絡してきたのです。
そもそも・・・・
他にも持ってたなんて聞いてないよ!どうなってんの!?Uさん!!
という不満はさておき、ちょっと調べてみた所、不動産業者が使うサイトには掲載されていない、一般の方が見る物件検索サイトのどこにも掲載されていない・・・・つまり、
誰も募集していない物件だったんです。
そりゃ、決まる訳ないですね。
伝えた時には顔が青くなっていました。
なんでそんな事になったのか、察するに一般媒介のデメリットにバッチリ当てはまっていたって事です。不動産業者3社に依頼いたものの、どの業者も「他社がやるだろう」と、放っておいた訳ですね。
個人的に、大家さんの人柄、物件の商品力(築浅とか値段、賃貸条件)が良くないと一般媒介では決まりが悪いと思っています。
当社も、一般媒介で受ける時はありますが、そもそも当社のコンセプトは「友人とその紹介のみ」です。
つまり、僕に頼みたいという人だけ仕事をしていますので、専任でなければある程度しかやらない・・・って事。
エクスマやフロリダで学ぶ、「どこから買うか」より「誰から買うか」と同様に、こういった事も「誰に頼むか?」が非常に大事って話です。
まぁ、宣伝みたいになってしまっていますが、今僕は全部空室のアパートやその他案件を多数抱えていますので、これ以上の依頼は・・・
よほど仲の良い人の依頼しか対応しないですよ!
人間だもの、誰だってそうでしょ?「あなたが良い!」って言ってくれる人の期待に応えるのが仕事で、「どこでも良いから何とかしてくれ!」なんて仕事じゃない・・・と思います。
本日は以上です。
1/3でも伝われば幸いです。
ありがとうございました。