エクスペリエンスマーケンティング(通称エクスマ)の創始者である、藤村先生が最近のお話の中で取り上げる本「象の墓場」を読了した。560ページある文庫本で、購入してから50ページくらいずつ読み進めていたのだが、中盤頃から止まらなくなって昨日今日で読み上げてしまった。

これがその推薦図書。

読んだ感想は、「こりゃ、やべーな・・・」

・・・・・以上!!

他に言葉が出ないのですが、短すぎるので続けます(笑)

藤村先生のお話から、本の結末は分かっているのにとても引き込まれました。大企業、それもトップシェアを誇る会社ならではの葛藤。時代がどんどん変化していっているのに、変わらない、変われない企業体質。セミナーでお話を聞いた後にこれを読むと、尚更響きます。

今ある商売の半数以上は、AIやロボットに切り替わる。最近よく聞くお話です。分かりやすい所なら、無人のレジ。レジ打ちの人員が要らなくなりました。新聞の記事もAIが書いている物もあるそうです。人間の手間をAIやロボットが全て代わりにやってくれる時代になりつつあります。例えば今後は、車の自動運転技術が進み人が運転をしなくなる、そんなことも言われております。まぁ先日、ベンツの自動運転を体験しましたが、あの下手くそな運転の仕方を見る限り、現段階ではまだ先かなぁと感じますけどね。

僕は不動産屋ですが、例えば売買の契約だとその土地がどういう区域だとか、制限があるのか?とか関係各所に行って資料を取り寄せたりしなければならないのですが、今後は住所を入れれば全ての情報が分かるアプリが作られていて、来年辺りから稼働開始するなんて話もあります。不動産屋としては楽になる訳ですが、そうなると、不動産屋の仕事って・・・なんて事も考えてしまいます。

その他、リフォーム業やヘアメイクのお店も、このままで大丈夫なのだろうか?と本を読みながら不安と恐怖に駆られたのは言うまでもありません。それほどまでに時代の変化が速くなっていると感じます。確かに僕が学生の頃は使い捨てカメラだったし、写真屋に現像を出して写真にしていた訳ですが、今ではスマホで撮って、グーグルフォト、プライムフォトで管理している。そもそも固定電話しかなかったものが、今では1人1台のスマホ所有が当たり前、そのスマホだって、僕が初めて買ったPCの何千倍も能力が高い。

通ってきた過去だから簡単に言える訳ですが、この先5年後はどうなる?経済は?社会は?自分の商売は?ドラえもんは誕生するのか?等、先が見えない。となれば、このまま同じ事をしていて良い訳がないと思うのが普通ではないだろうか。

文明が生まれて5000年くらい経ったでしょうか。長い歴史を見ても、ここ100年で進化の速度が急激に早くなってきているように感じます。情報量は海岸の砂の数程あり、どれを信じていいのかさえ分からない。でもどんどん新しい技術は生まれる。

「生き残れる者は変わる事の出来る者である」という進化論から考えれば、変化に気付けず茹でガエルのようにならない為に、進化していく為に必要なのは、アンテナを張って多くを受信し、それに適した動き方をすることなんじゃないかなと本のラストの頃にはそう思えました。

 

 

 

・・・・ってすげー真面目に真剣に色々考えちゃったんですが、お伝えしたい事は一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読み終わったので本を誰かに譲ります!(先着一名)

【条件】

◇すぐ読んでくれる方。(結構なページ数があります)

◇そして次に読みたい方に送ってくれる方。(いたらですけど)

そんな方がいたら譲ります。ぜひ読んで欲しいので。

本日は以上です。

1/3も伝われば幸いです。

ありがとうございました。