ホリエモンの言っている「電話を掛けて来る奴とは仕事をするな」という話にとっても共感している僕が似たような話をしますね。こんばんは。ケンイチローです。

不動産屋の仕事の中で、物件を探す為に空き物件情報から、管理会社に空きの確認を電話をしたりします。当社も管理会社ですので当然空きの確認の電話が来たりします。そんな中、最近とても驚いたのが、音声認識を導入した受付システム。その会社に電話をすると、「確認したい物件名をお話下さい」というアナウンスが流れ、その物件名を話すと音声認識で反応して「空いているお部屋は○○号室と△△号室です」と返答が返ってくるという仕組み。最初アナウンス聞いた時に「すげーーー!!」って思ったんですけど、考えてみれば当然の流れなんですよね。

今まで電話を受けていたのは人間です。働いている訳だから給料も発生しています。その人が今やっている仕事を止めてわざわざ電話を受けてもらい、こっちの要件を伝える。とてつもない無駄な作業に思えます。それが立場の偉い人なら尚更の事です。例えば1億円稼いでいる人に電話を掛けてこちらの要件を10分程度話すとします。相手は5000円の機会損失が起こる。当然空いている時間だったら特段問題ないのかもしれませんが、それに付け込んだように電話を掛ける時に「今大丈夫ですか?」なんて聞く訳で、電話に出た以上、忙しくても「大丈夫です」とほとんどの人が答えてしまう、まるで免罪符のような言葉で相手の時間を拘束している事を許された気になって一方的に大したことの無い要件をつらつらと語って来る。他人の財産を奪っている行為な訳で、もはや犯罪と言ってもおかしくはない。極論ですけど。

これって多大な経済損失ではないでしょうか?少なくても僕はそう思う。そもそも電話で重要な要件なんてそんなにない。重要な事ってむしろメールの方が多いですしね。単なる要件ならLINEやメッセンジャーで十分、むしろそっちの方が早いし、メッセージを開くのは相手の自由時間だから気兼ねしなくて良い。電話を掛けるという事は、相手の時間を拘束する行為だという事をもう少し自覚する必要があると思う。

電話というツールはその当時はそれが最善のコスパの良い当然の行為だった。手紙を郵送するより遥かにスピードも速かったですし。ただ、色々な伝達手段が発達している現在で、「電話しか出来ない人」はいずれ敬遠されていくと僕は信じて疑わない。そのうち「あの人電話とか掛けてきてウザイ」「えー!電話なんてイマドキしてくる人いるの??」なんて時代が来たりするんだろうなぁ・・・多分。

今は、第4次産業革命に入ったと言われています。その度にそれまでの当たり前がガラリと変わってきています。新しい波に乗れ、という話ではありませんが、当然が当然ではなくなり、大きな変化を遂げるその革命の中に取り残されないように「変わっていく当たり前」をしっかり見て動かないといけないなぁと真面目に語りましたが、居酒屋のネット予約はホントに予約が取れているのかまだ不安なので電話してしまうのでした。。。(笑)

本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。