憧れのマイホームを持つタイミングは、結構偏っていて、最も多いのがお子さんが小学校に上がる頃に購入されるのが多いです。まぁ、多いだけでどのタイミングでも構わないと思います。特に0歳~6歳の幼児教育がその後の成長にかなり重要なんて言われていますので、その期間に過ごす家だって結構重要ですしね。結局住まいというのはいつだって重要って事になります。

さて、そこで大きな問題になっているのが消費税。10月から10%に増税となる為、駆け込み需要が・・・・それほど騒がれていません笑

理由は、色々ありますが、各種優遇がされるのが大きいです。

福井県敦賀市で「あめりか屋」という注文住宅を建てる会社を経営している、エクスマ塾生のシノハラことシノハラはダメだよさんのブログでも説明がされています。消費税10%で建てた方が得をするので増税後に家を建てるという方へ

ブログにもあるように、住宅ローン減税がかなり大きいです。毎年年末時点での住宅ローン残高の1%分が税金から引かれるというもの。残債が3000万あれば30万円引かれる訳です。※細かい諸条件は省きます。

3000万の家を購入したとして、2%となれば60万円多く支払う訳ですが、住宅ローン減税が2-3年延長されればペイ出来てしまいます。その上、その他優遇もある訳ですから「それなら増税後に買った方がお得だ!」と考えられます。

ただ、僕は不動産屋であり、保険の代理店なので別の観点から、増税前に買った場合のメリットを説明しようかなと思った訳です。

家やマンションを購入すると、ほぼ必ず入るであろう火災保険。去年の豪雨災害や台風災害の影響で保険料が10月から結構上がります。まぁこれ単体では数万円程度なので大したメリットではありません。しかし・・・とある特約も10月から加入出来なくなってしまいます。その特約は事故時諸費用特約と言います。それの説明をする前にコチラのブログを見てみてください。キッチンの天板が割れた時にまずやる事

家の中で事故が起きた際に、事故時諸費用特約という物を付けていれば、保険金プラスでお見舞金として10~30%付く訳ですが、10月からの火災保険ではこの30%というのが選択出来なくなります。付けられて10%。そうなると、前述のブログでは大した金額ではありませんが、大きなトラブルがあった時、数百万という金額で変わってきます。事故は起きないのが一番ですが、起きないとも限らない事を考えると是非とも付けておきたい内容になります。

ちなみに、現状でもこの特約で30%付けている人はかなり低いですが、僕のお客さんには100%付けてもらっています。だって。。。事故が起きる事は稀かもしれませんが、鍋を落として台所を傷つける確率はかなり高いと思います。その時の為だけに今の保険を解約してでも入っておいた方が良いってくらい付けておくべき特約です。

という訳で、話が変わってしまいましたが、こういう観点から考えますと、消費税前でも後でも大した変わらないメリットデメリットがあります。なので、いつがいいか?という質問をされたら買いたい時が買い時だと伝えるようにしています。いつ買ったって大きく損する事なんて無いです。ならば買える人は1日でも早く買った方が良いと僕は考えます。買えるのに賃貸に住んでいるのはとっても勿体無いですから。(※買わない方が良い人もいますがそれはまた別の機会に)

本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。