昨日はJCの集まりで会議→懇親会でした。JCというのは青年会議所の事で、ザックリ説明すると、40歳までの方が加入出来る社会貢献活動をしている団体です。

豊島区委員会と練馬区委員会の合同懇親会(通称合コン)

今日は、商売をしていると自然と身に付くスキルについて書こうと思います。

こんにちは。ケンイチローです。

◇商売をすると身に付くスキル。

美容師をしていれば、沢山の人の髪に触るので、パッと見ただけでどうこうアドバイスが出来たりします。治療家であれば体を触ればどこがどうして痛いのか?が分かったり等、その仕事をしていると自然と身に付くスキルがあり、自分にとっては当たり前だけど人からしたら「すげーーー!」ってなったりする事も結構あったりすると思います。

僕は不動産業でも「賃貸管理」が得意でして、不動産の知識は当然あるとして、意外なスキルが身に付いている事に気が付きました。

それは、人の個人情報を見て、大体相手が見える、という事。

どういう事かと言いますと、物件の申込を頂く際、貸すか貸せないか、怪しいか人かどうか?がある程度分かってしまうというスキル。

金融屋さんと似たスキルですね(笑)

例を2点ほど書きますね。

まず1つは、当社で管理しているアパート。1月15日に退去した部屋が早々に申し込みが入りました。今までより家賃を1000円上げてみたのですが、それでもかなり早い方です。

48才男性でこの物件の超近隣に住んでいて、今までの家賃が75000円で13年も住んでいるのに、突然このアパートに引っ越しを決めた方が申込人でした。

この地域で75000円というと、2DK程度の物件です。それが突然こんな狭いアパートへ転居。怪しい。。。

推測すると、離婚かリストラや減給等のトラブルで安い所への引っ越しを余儀なくされたのかという感じ。

結果的には、仕事で事故って働けなくなって生活保護認定となった為、保護が受けられるレベルの物件に引っ越ししなければならない・・・という事でした。

人には色々な事情がありますね。

続いて2つ目。

フロリダ族の仲間である中村めぐちゃんから依頼されたマンション。6ヶ月決まらなかった部屋を当社で募集した所、1週間で申し込みがありました。

26才。現在は千葉に住んでいてアパレルの会社に転職する為の引っ越し。(アパレルの会社は池袋)年収は860万もらえる。緊急連絡先は叔母だが、叔母の名前が感じで書かれていない(カタカナ)、電話番号も無い(後で調べて記入するとか)

※ちなみに、近年では民法改正の機運もあり、連帯保証人ではなく、保証会社を利用するのが普通で、保証会社には緊急連絡先(連絡の取れる身内)を記載します。

 

 

で・・・・めっちゃ怪しい。

・26歳で新入社員に860万も払う会社が怪しい(アリバイ会社では?※社会的地位の低い職業の場合、審査が通りづらいのでそれなりの会社に所属している体裁を作る為に名前を貸してくれる会社の事)

・転職前である現職が英会話学校なのに?

・転職先の情報(資本金から従業員数、年商まで)はバッチリ書いているのに、現職の情報が逆にほとんどない。

・2LDKに一人暮らし。

 

 

 

・・・・・めっちゃ怪しい。

まぁ空き家が膨大な数になっている近年では、どんなんでも良いから借りてくれる人がいるのはありがたい事ですが、こんなんを入居させて何かトラブルがあったらめぐちゃんに申し訳ないなー・・・って思っていたら、案の定保証会社の審査落ち。まぁ・・・・

 

 

 

こんな怪しい内容の人に貸す所なんかないか(笑)

という訳で、めぐちゃんのマンションはまた募集になっちゃいました(´Д`)

物件を借りる際に大事なのはストーリーだと思っています。

・どういう内容の人が

・どういった事情で

これがスッキリしないと、貸したいと思えないんですよね。。

最近、JCの事業でも、講師としてのセミナー内容でも感じるのが「ストーリー」

何でもそうですけど、相手に伝わるように作り込まないと上手くいかないって事です。

・・・・・って書いてて思ったんですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不動産屋じゃなくても上記内容だったら誰でも怪しいって思いますよね(笑)

着地点がブレブレでまだまだ未熟者でした(´Д`)

本日は以上です。

1/3でも伝われば幸いです。

ありがとうございました。