わんぱく相撲の事業で、先週は豊島区で主催、今週、来週と応援に動いています。

豊島区大会の様子

わんぱく相撲は、僕が子供の頃からありましたが、見るのも初めてでして、そんな僕がいきなり運営側で色々動いていて、色々な驚きがありました。今日はそんな事を書こうと思います。こんばんは。ケンイチローです。

◇見返り。

ウチには甥っ子が二人住みついていて、それなりに騒がしい毎日ですが、わんぱく相撲では1~6年生約400名が集まる大会なので、子供の運動会等の経験もない僕からすると、とんでもない現場だったりする訳です。

それでも、甥っ子(3年生)よりハキハキ話す子もいて、比較した目で見れたり、子供達のパワーを感じたり、勝負事なので悔しい現場を多々見たり、と貴重な体験が出来たように思います。来年は甥っ子どもを連れて行って参加させようかと思ったら上の子は今が小6なので無理なのでした。。。

 

と、感想はここまで。スタッフとして参加していてとっても気になった事がありました。わんぱく相撲は我々青年会議所のメンバーだけでは運営が成り立たず、ボランティアを募って多くの方にお手伝い頂きます。審判等は相撲関係者(大学の相撲部だったり、相撲部屋からのボランティアだったり)に来て頂き、それ以外は大学生が多いんです。

僕が学生の頃はそんなボランティアがある事も知らなかったので当然参加した事はないのですが、大勢の学生が手伝ってくれるのを見て「若いのに凄いな~」なんて感心していました。ちなみに、豊島区だと半分が外国人留学生のボランティアでした。

 

ただ、その感心も束の間だったんです。

 

わんぱくのイベントも終わりに近づくと、学生達が本部に並び始めたので何かと思って見ていたら、「ボランティア証明書」という物が配られていました。聞くところによると、これを10枚集めると大学の内申点が上がるそうで、参加している学生はほとんどがこれが目的なんですって。

 

 

まぁ、普通はそうなりますよね(笑)

純粋なボランティアなんてあんまり考えられないし。ようやく腑に落ちた瞬間でした。ただ、並んでまでそれを取りに来るのか。まだ仕事残ってるのに。ただ、留学生達は、逆でちゃんとやってから「ついで」みたいな感じでボランティア証明書を受け取るのを見て、なんだかなーって感じたんです。今週の応援先だと学生が遊んでいるように見えたりしましたし、「証明書が欲しいだけなんだなぁ」って見ていて少し残念でした。

まぁ、そんな見返りを求めて作った内申点なんて・・・・

 

 

 

 

 

 

 

社会では通用しないんだぞ!(親父の小言レベルw)

という訳で、世の人事担当の方。学生時代に頑張った事に「ボランティア活動」って書いていたら少し疑ってかかった方が良いかもしれません。。。あ。

 

 

 

 

そんな事を書いたら豊島区の学生ボランティアが来なくなってしまう!!(笑)

ちなみに、豊島区大会で来てくれた留学生だったら太鼓判が押せるレベルです。ボランティア証明書より、推薦状みたいな仕組みの方が良いかもな~なんて思いました。まぁ行かないよりはマシなのかもしれないけど、行けばもらえる物にあんまり価値が見出せない。ちなみに、今週行ってきた区大会では僕が見た学生で「ウチに欲しい人材」はいませんでした。(先週は何人かはいました)

しかし・・・・

 

 

 

 

 

 

 

人をそんな目で見る僕も、同じように何かを求めて行動しているのかもしれない。子供に夢や希望を与える大会なのに不謹慎極まりますね(笑)

本日は以上です。

1/3でも・・・伝わるかなぁ(笑)

ありがとうございました。