明日早起きなのでササっと書くつもりです。

という訳でこんばんは。ケンイチローです(早速w)

◇リフォーム等、工事するなら今やるのがイイかもしれない理由。

今日、ウチの社員が建設業の研修に行っていたそうで、そこで聞いた話を軽く調べた結果、今日の題名となっております。何故今が良いかと言いますと「値上げになるから」です。

皆さんの会社は違うと思いますが、建設業の会社って社会保険に入っていない所がかなり多いんです。半分にも満たないくらいです。大手や有名な会社なら当然入っていますが、その下請け、孫請け辺りまでいくとほとんど加入していない状態。それを是正する為に、28年度辺りから大手建設業の現場に入る為には社保の加入が絶対条件!というくらい徹底され始めました。。。。ってちょっと分かりづらいですね。

【例】

セキ○イハウスで家を建てるとします。

当然、セ○スイの社員は社保に入っています。

でも、セキス○の家を建てるのは下請けの提携工務店(A社)なのですが、ここが入っていない場合があります。

ちなみに、A社は全ての仕事を請けられる訳ではないので、B社(設備屋)、C社(クロス屋)、D社(建具屋)と仕事を他所に振って完成に持っていく訳ですが、これらの会社も社保に入っていない場合があります。

例えば、キッチンやユニットバスなどの設備は設備屋が取り付ける仕事ですが、これらを組み立てるのはメーカー提携の組立屋(E社)が行いますが、大体未加入。

 

という状態だった為、社保庁は、○キスイ等の大手に対して、「社保に入っている職人のみを現場に入れる事、未加入者を現場に入れたらぶっとばすぞ!」というお達しを出して、それを徹底し始めた・・・というのが昨年の動きという訳です。

一方、社保庁はB社以下末端の業者に対しても、「今すぐ加入しろ!無視したら2年前まで遡って社保代金を請求するぞ!」と通達し始めました。一種の脅迫です(笑)

だって、2年前に遡って請求されたら大体倒産してしまうもの。ギリギリでやっている会社・職人が多い為、「入れ!」「分かりました!」ではすんなりいかないのが現実です。だってお金ないんだもの。

 

ところで、工事の見積書に「法定福利費」って記載されたものを見た事がある人は・・・少ないと思います。法定福利費というのは、社会保険の会社負担分を工事第に乗せて請求出来る費用の事であり、つまり、工事をする職人さんの社保代金(会社負担分)は、元請け業者(依頼した側、例でいうならセキ○イだったり、E社に仕事を依頼したB社からのセ○スイだったり)が負担しなければならないというのが平成24年頃に決まった訳です。

それでも、元請けはその値上げを突っぱねたり、その分値引きさせたり、結局下請けが社保に入れない環境を作っていた訳ですが、昨年から社保庁がかなり強制的に動きだして元請けも飲まなければならない状況になってきたという訳。※○キスイが突っぱねてたって話ではなく、大手の象徴で名前を使っただけですので誤解がないようにお願いします。

で、元請けの費用負担になるという事は・・・・消費者が払う商品代金に乗るって話です。簡単ですよね?

という訳で、建設業の末端業者まで100%の加入を目標にかなり強制的に加入を促していますので、秋~年初に掛けて知らず知らずのうちに値上げされているかもしれませんよ。

だから・・・・やるなら今のうちだよっ!(多分)って話でした。

ちなみに、ウチは建設業許可を持っている会社なので当然社保完備です!

法令順守法令順守♪

さて、本日は以上です。

1/3でも伝われば幸いです。

ありがとうございました。