インターネットが普及して「一括見積」という手法が主流となりました。「30社一括見積り」とか「見積り無料!」とか。不動産に関わる所で言えば引越し業者一括見積りとか、マンション無料査定とか住宅ローン一括見積りといった物があります。

利用者からすれば、複数の業者から一度に見積りが取れるからいちいち各業者に同じ事を依頼しなくて良いので楽チン・・・という利便性がウケたのかなと思います。しかし、利用した事がある人なら経験があると思いますが、、、営業電話凄くないですか?

引越しの見積りを十数社に依頼すると、一気に電話が掛かってきて、例えばA社と話が進んで10万円という見積りで話がまとまった後にB社から連絡があって「A社いくらでした?ウチなら9万円でやります!」みたいなやり取りになって今度はC社から連絡があって、A社からも再度連絡があって、、、と、結局同じ話を複数社として、複数社に断りの連絡を入れるという引越し前からとても疲れる作業になったりします。つまり、複数社による顧客の奪い合いの渦中に陥る事になる訳です。

業者達は何故そこまでガツガツ営業してくるのかというと、一括サイト側から顧客情報を1件いくらという感じで購入しているからなんです。引越しであれば500円~2000円程度を引越し業者が払ってその情報を得ている訳です。マンションの売却査定だったりすると、不動産屋は5000円~10000円払って顧客情報を得て、売却希望者に連絡を入れます。そりゃ必死ですよね。

もちろん、引っ越しの見積り金額を出す時だって、物件の売却額の査定をする時間だって人件費や経費を掛けて出している訳です。タダで人を動かしているのに、それが当たり前だと思っている人も多いですし、散々連絡を入れてくる業者に対して文句を言う利用者なんかも多かったりします。

まぁ、言いたい事は「世の中タダで済む事なんか無い」ので、お金が掛かっていない分の対価は何かしら支払う必要があるという事ですね。この場合で言うと複数の業者とのやり取りだったりする訳ですが。

一括サイトは便利ではありますが、こういう仕組みである事を理解して上手く付き合う事が大事っていう話でした。本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。