人間は、興味の無い事はサッパリ覚えていないものです。
いや、覚えていないというより、記憶さえしていないのかもしれません。
こんばんは。ケンイチローです。
家を借りる時に契約書を読んで説明する訳なんですが、僕の経験上95%以上の方が内容を覚えていません。
「毎月家賃払って、静かに暮らしていれば良いんでしょ?」程度に思っているからなのかと思います。
あとは、お金を払っているっていうお客様感覚の人。
商品を買って、サービスを受けてという所でお客様的立ち位置になってしまうんですね。
ただ、不動産賃貸は、「借りてもらっている(大家)」と「貸してもらっている(入居者)」という同じ立ち位置だと思うんですけどね。
◇賃貸物件の解約の仕方って知ってますか?
意外と知らない人が多いんですよ。
契約時に説明しているのに(笑)
当社の管理物件で、問い合わせをしないで解約の手続きがちゃんと出来た人はほとんどいません。
8年やってて5人もいないくらいです。
解約したい場合、
・「解約したい」って管理会社に電話を入れる。
・「解約届」を提出する。
の2つがあります。
電話するのは説明不要ですよね?
解約届というのは、「電話だと言った言わないのトラブル」になるので、書面でもらっているというだけです。※当社はこのパターン。というか大体このパターンです。
だいたい契約書と一緒に付いている事が多いと思いますが、これに記入して管理会社に送るのが一般的です。
◇解約前に確認する事。
部屋(テナント)を解約するという事は、大抵「次の物件が決まっている」と思います。
その前に確認して欲しいのが、解約予告の日数です。
解約予告には、
・キッチリ1か月後が解約日
・届け出を出した翌月末が解約日
・キッチリ2か月後が解約日
の3種類が一般的です。※テナントは3か月とか6か月とかあります。
2か月以上は争っても勝てるので(消費者契約法的に)あまり見かけませんが、高級物件だとまだ見かける事はあります。
つまり、次の物件を見つけてから解約届を出すと家賃を2重で払う期間がめちゃくちゃ増える恐れがあるので要注意です。
なので、引っ越ししたいなぁと思ったら、まずは今の家の解約予告日数を確認して、その日数に合わせて引っ越し先を探すのがベストです。
ただね・・・
こんな説明をブログでしても、結局忘れると思うし、解約予告日数は確認しないだろうし、解約届の事も忘れて管理会社に「解約したいんだけど!」って連絡するんだろうなって今思いました(笑)
今日は以上です。
ありがとうございました。