マイホームを持ったは良いが、毎月の支払いが滞る人というのは結構います。数値で言うと50人に1人は滞納するみたいです。住宅ローンが滞ると、金融機関から競売に掛けられたりして物件を取り上げられる事になってしまうし、競売に掛けられると、1.お金も無いから引っ越しも出来ないのに追い出されるように荷物を出されるし、2.競売で安く売られてローン残債が借金として残るし、3.競売情報がご近所さんに知られたりして恥ずかしい思いをするので、どうにか知られる前にどうにか売ってしまいたいと考えるけれど、売却する時はローン残額を全部払わなければならないのに売却額がローン残債より少ないから売るに売れない、なんて状態になる人が結構沢山います。

例えば、ローン残債が2000万残っているとして、物件の相場が1500万くらいだった場合、500万を現金で支払わないと抵当権が外れません。500万なんて用意出来ないし、そんなお金があったら住宅ローンなんてちゃんと払うし!という事で住宅ローンの返済も出来ず、売れず、ズブズブと競売されるまでどうにも身動きが取れないという事です。

それをどうにかする方法の一つに「任意売却」というものがあります。前述の例を使って簡単に言えば500万の残債が残るのに抵当権を外してもらえるという方法です。また、引っ越し費用も捻出してもらえたり、競売よりも値段は高く売れると予想されるのでローン残債も少しは抑えられるし、何より「競売を掛けられたご家庭」なんていうレッテルを貼られなくて済むというメリットがあります。まぁローン残債は残るので大変なのは変わらないのですが、競売されるよりも格段に良い状態で再スタートが切れる訳です。

さて、そんな任意売却ですが自分で銀行と交渉するというのはまず無理なので、不動産屋に頼む事になりますが、普通の不動産屋はあんまりやりません。通常の売買よりも手間が掛かる為です。通常の売買と同じお金しかもらえないのに、わざわざ手間を掛けて仕事をしないというスタンスです。まぁ不動産に限った事ではないですが面倒な事は避けたいのは誰でもそうだと思うので、そういう事を相談に乗ってくれる業者が少ない訳です。

という訳で、任意売却を仕事にしようかと思って任意売却取引主任者(民間の認定資格)を取ってみました。

任意売却取引主任者の研修風景

まぁ、それでもお友達かお友達の紹介しかやらないのは変わらないんですけどね(笑)

でも絶対住宅ローンの支払いで困っている人とか結構いると思うんですよね。だから、、、、まぁ困ったらご相談くださいっていう営業の話でした(笑)本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。