今日は富山に向かっています。アパートマンションの賃貸管理が大量に頂けるのでそれの打ち合わせです。現状、当社に管理して欲しいっ!という大家さんが列をなして待っている状態でして、仕事をしている身としてはとても光栄な事だと思っています。

 

さて、本日は「選ばれるお客さんになろう」という話です。

は?こっちが客なんだから選ぶのはこっちだろ!と思う人は多いと思いますが、そういう人に見て欲しい内容です。

 

最近、大河ドラマで有名なある税理士さんと近況の話をする機会がありました。聞くところによると、去年1年掛けて特定のお客さんとの契約を解消していったとの事。その削った売上額だけでも驚きの数値だし、今年もまだまだ解消していくそうだ。

 

何で折角の仕事を切っていくのかというと「自分じゃなくても出来る仕事だから」との事。つまり、誰にでも出来る仕事はあえて引き受けない、自分しか出来ない仕事のみに抑えて時間を空けて好きな事や新しい事に時間を割くというのだ。

 

僕も一時期だけどんな仕事でも引き受けていた時期がありました。(まぁ今の管理引き受けも似たようなものだけど)でも、結局疲弊するのは自分なので、友達とその紹介のみで仕事をしています。特に今は、自分の利益だけしか考えない大家さんの仕事は特に受けません。例えば管理報酬。基本的に家賃収入の5%が管理会社の管理報酬と言われていますが、最近の安売り合戦で3%や1%でやったり、行き過ぎた例だと1部屋1000円で受けたりする会社までいます。そういう中でウチはキッチリ5%取ってます。それを高いという家主って結構いるんですが、そういう仕事は受けない。(昔は請けてたけど笑)僕に依頼したら他社よりも年間300万利益が増えるクラスの大家さんが、他社より年間10-20万増える管理報酬を払いたくないなんて言うんだからね。そんな感覚の人とは後々のやり取りでも揉めるのは必至なので受けない方がお互いの為です。という訳で、自分がやりたいと思える大家さんのみ引き受けるようにしています。

つまり(自分で言うのもアレですが)スキルの高い仕事をする人は、お客さんを選ぶ訳です。だって自分の持てる力をつぎ込むのに、僕らを駒だと思っているような依頼者とは仕事していられないから。士業は特にそうかもしれない。替えの利く仕事なら安売りしている他社に行ってそれなりのサービスを受けて欲しい。

ビジネスパートナーとして共に伸びていこうと思うのであれば、「仕事を与えている」という感覚は捨ててパートナーを選ぶつもりで相手を選びましょう。

・・・・ただし、大したスキルもないのにボッタクリる相手もいるのでそこは注意して下さいね。本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。