今日のSNS投稿で「ワンルームマンション投資はやらない方が良い」という事をサラっと書きましたが、何故やらない方が良いのか?という事をブログにまとめておきたいと思います。こんばんは、ケンイチローです。

まぁ僕が書くまでもなく、「ワンルームマンション投資」と検索すれば「失敗」「落とし穴」を書いている否定派。「メリット」「成功例」を書いている販売業者に大別され、砂の数ほど関連ページが出てきますので書くまでもないのですが、一応僕の意見も書きたくなった。。という事で。

◇そもそも「ワンルームマンション投資」とは

迷惑メールランキングでも常にランクインされるワンルームマンション投資は多分100万人以上の方がやっている割とポピュラーな投資案件です。その名の通り、ワンルームマンションを買い、それを人に貸し、賃貸収入でローン返済をして、将来は資産や年金代わりとなる、ざっくり言えばこんな内容です。

毎月もらえる家賃収入よりちょっとだけ多く(1-2万円)銀行返済を20-30年払い続けて完済すると、2-3000万の物件が持てますよ!という夢のある話です。毎月2万円を30年払っても720万ですからそれで3000万のマンションが手に入ったら確かに年金と呼べるかもしれません。払い終わったら毎月家賃が入って来ますしね。

と、ここまでが肯定派の意見です。表面だけ見ればかなり良い話です。堅実な日本人なら飛び付く人も多いと思います。(実際に100万人規模で買っている人がいる訳ですから)

◇デメリットはないのか

では反対派の意見はと言いますと、「空室」「リフォーム」「価値の下落」辺りです。

「空室」:賃貸経営ですので、30年間ずっと住んでくれていれば良いですが、そんな事はほぼありません。単身者用物件は入退去を繰り返しますので空いている期間は家賃が入って来ないので銀行返済額を丸々返済しなければなりません。

「リフォーム」:上記に続いてになりますが、退去したら部屋を直して次の人に貸し出ししないと借り手がつきません。壁紙の貼り換え、床の貼り換え、30年も経過したらトイレやお風呂、キッチンも1回は交換するかもしれません。その時の費用も全て所有者の持ち出しです。

「価値の下落」:3000万で購入した物件ですが、30年経っても3000万の価値がある訳ではありません。まぁ1000-1500万程度、もしくはそれ以下となっているはずです。(3000万以上になっている事は。。。。万が一レベルです)

つまり、30年間毎月持ち出しを続け、退去があれば費用負担が発生し、30年でざっくり1000-1500万支払って同等かそれ以下の価値の物を手にするのでもはや「投資」とは言えません。これが反対派の意見です。

かくいう僕も反対派です。不動産投資は高確率というかプラスになる「投資」ですが、これは損する確率の高い「貯金」です。貯まらないかもしれない貯金をするのか、それとも増やす為に投資をするのかと聞かれたら、、、答えは決まってますよね?もちろん、ワンルームマンションを買ってプラスに出来る場合もありますが。。。まぁそれは別の機会にします。

という訳でワンルームマンション投資の勧誘をされたら・・・断るか、僕に相談してくださいね!っていう営業ブログでした笑

本日は以上です。1/3でも伝われば幸いです。